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礼文で暮らす

気候

 礼文島は日本最北端の宗谷地方の気候、総じて北洋の気候に支配されますが、日本海側のため対馬暖流の影響を受け、内陸の気候と比べると比較的温暖です。
オホーツク海から流入する流氷の影響もほとんどなく、夏期は冷涼で冬期は温暖となり、また、本州ほど四季の区別のない気候となっています。
 4月、5月は、曇天日数、降水量が少なく秋と並んで晴れる日が多く日照率が高くなります。6月はオホーツク海高気圧の影響で曇りや雨の日が多く、霧の発生も多くなります。夏期間、北太平洋高気圧の勢力が強いときには、晴天が続き気温が上昇しますが、オホーツク海高気圧が発達するときには冷夏となり、朝晩、暖房を必要とする日もあります。9月は比較的天候が安定しますが10月以降は大陸の高気圧に支配され気温が低くなり、12月に入ると雪の降る日がしだいに多くなり、年内には根雪となります。1月から2月にかけては大陸性の高気圧の影響を受け、北西の季節風が大変強くなり、内陸ほど気温は下降しませんが積雪は多く、強風の厳しい季節を迎えます。
 
夏の礼文冬の礼文

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