そのため、高金利時代に借り入れた費用の利息は、経営の負担となっていますが、その期間を繰り上げて償還する場合は、当初の償還期間までの利息を保証金として支払う必要がありました。
しかし、臨時特例措置として平成19年度から平成21年度までの3年間、一定の条件に該当する団体においては、公営企業経営健全化計画を策定し、行財政改革や事業の見直しにより経営改革が見込まれると認められる場合に、保証金を免除した上での繰上償還ができることとされました。
このことから、わが町の簡易水道事業の経営状況は、現在のところは比較的に安定しているものの、今後予想される厳しい経営環境の中でも計画的な施設運営を図るため繰上償還を行ない、低利な資金に借り替えることにより早期に財務体制を強化し、さらに経営の健全化を図ることが必要と考え、公営企業経営健全化計画(礼文町簡易水道事業経営健全化計画)を策定し、平成19年12月に同計画が承認されましたので、公表するものです。
【基本方針】
常に事業の経済性を発揮するとともに、公共の福祉を増進するように運営を図るため、老朽化した配水管の計画的な敷設替等の整備を行ない、衛生的に処理された水の安定供給と有収率の向上を行ない、簡易水道事業の健全経営を行なう。
- 礼文町簡易水道事業経営健全化計画 (167.1KB)