シコタンソウ
【色丹草】
Saxifraga cherlerioides var. rebunshirensis

シコタンソウの花弁の中央部には黄色の斑点が、上部には紅色の斑点がありよく目立ちます。岩礫地や岩場の岩の隙間に生え、高山植物の特徴である、可憐さと力強さの両方を併せ持っています。
 初め千島の色丹島から来たのでこの名が付けられましたが、別名レブンクモマグサとも呼ばれ、シコタンソウの学名の変種名rebunshirensisのrebunは「礼文島」を意味しています。
花の分布コース

稀少種につき記載しません。
礼文島にはたくさんの植物、たくさんの花が自生しています。それら花々のひとつひとつが貴重であり、守ってあげなければなりません。礼文島の代表的な花は本当はすべての花たちなのです。でもあえて礼文島の固有種や稀少種など、20種類選んでみました。可憐であるがしかし生命力の強い花々をご紹介いたします。

 
 ■エゾノハクサンイチゲ
 ■レブンコザクラ
 ■イワベンケイ
 ■ミヤマオダマキ
 ■フタナミソウ
 ■レブンハナシノブ
 ■レブンキンバイソウ
 ■サクラソウモドキ
 ■チョウノスケソウ
 ■レブンソウ
 ■トチナイソウ
 ■レブンウスユキソウ
 ■レブンシオガマ
 ■チシマゲンゲ
 ■チシマギキョウ
 ■エゾルリムラサキ
 ■ウルップソウ
 ■レブントウヒレン
 ■チシマリンドウ
 ■シコタンソウ
 
 礼文町役場産業課