トチナイソウ
【栃内草】
Androsace chamaejasme ssp. lehmanniana

トチナイソウは花茎の高さが3センチぐらいしかなく、花の径が5ミリぐらいの可愛らしい花で、和名は千島ではじめてこの花を採取した北海道庁技手、栃内壬五郎氏を記念して名付けられました。
日本でも限られた地域に稀に自生する植物で、礼文島でも本当に数少なく一部の限られた場所にしか自生していず、盗掘により絶滅が危惧されていますこの愛らしい花を見ることができなくなるような悲しい事態にならないよう祈るだけです。
花の分布コース

稀少種につき記載しません。
礼文島にはたくさんの植物、たくさんの花が自生しています。それら花々のひとつひとつが貴重であり、守ってあげなければなりません。礼文島の代表的な花は本当はすべての花たちなのです。でもあえて礼文島の固有種や稀少種など、20種類選んでみました。可憐であるがしかし生命力の強い花々をご紹介いたします。

 
 ■エゾノハクサンイチゲ
 ■レブンコザクラ
 ■イワベンケイ
 ■ミヤマオダマキ
 ■フタナミソウ
 ■レブンハナシノブ
 ■レブンキンバイソウ
 ■サクラソウモドキ
 ■チョウノスケソウ
 ■レブンソウ
 ■トチナイソウ
 ■レブンウスユキソウ
 ■レブンシオガマ
 ■チシマゲンゲ
 ■チシマギキョウ
 ■エゾルリムラサキ
 ■ウルップソウ
 ■レブントウヒレン
 ■チシマリンドウ
 ■シコタンソウ
 
 礼文町役場産業課